石の仕事に興味があり、何となくですが「石積みをやってみたいな」という思いがあったのが仲根石工造園に志望した最初のきっかけでしたね。

ただ、石積み自体が珍しい伝統的な技術、でなかなかそういった仕事をしている会社がなかったことから会社探しはとても時間がかかっていました。

そんな時、仲根石工造園のサイトを見てみると施工事例にたくさんの石積みと今の技術が融合して作られている事例が載っていたんです。

当時は求人の募集はしていなかったのですが、ダメもとで一度聞いてみよう！と電話をしたことを今でも覚えてます。

やっぱり最初は難しくできなかった石積みができるようになったことですね。

今のように設計や計算があってできている技術ではないので、どうしても自分が覚え、コツをつかむまでは失敗の連続だったのですが、ある日突然うまくいったんです！

嬉しくなって先輩に伝えると、「それは技術が自分のものになってきたってことだ。これからはその技術をもっと磨いてより良いものを創れるようになりなさい」とアドバイスをいただきました。

自分が単純なのかやっぱり褒められてできるようになると嬉しいもので、それからひたすら練習しましたし、もっと難しい石積みをこなしてやろう！という気持ちでいっぱいになりましたね。

自己満足でもあるのですが、やっぱりうまく仕上がった時は「うまくできたな」と嬉しい気持ちになるのと、そういう気持ちがお客様に伝わるのか「この石積みの門はすごいね」とお客様からお言葉をいただけるのが最大のやりがいですね。

あとここだけの話ですが、社長はできるようになってくるとダイレクトにお給料に反映してくれるので、素直にうれしいです（笑）

古い技術と新しい技術を両方学んでいき、庭に関することはもちろんですが地域の緑化にも力を入れ、地域の方が喜んでいただける景色を作っていくことです。

友達に「あそこの公園とかあそこの神社は俺がやったんだぜ！」とか言ってみたいですね（笑）